一度設置すれば交換不要
阪神・淡路、新潟中越地震でも強度保つ
耐久性100年以上の鋼板製一体型ライニングタンク
醸造用タンクとして40年以上の寿命証明
建物・設備の長命化は管理組合の大きな願いだ。受水槽とて例外ではない。一般的にFRP製のパネルタ
ンクは長期修繕計画で築十五年から二十年を交換の目安としている。建物の寿命を仮に六十年とすると、三回から四回の交換を必要とすることになる。
一回日の交換時に建物の寿命まで耐久性を保持できる受水槽に更新できれば、管理組合の負担は大幅に軽減できる。
実は、そんな管理組合が希望するタンクがあり、このところ管理組合に人気を博し、着実に管理組合に浸透し始めている。日本酒やしょうゆなど醸造用大型発酵・貯蔵タンクとして四十年以上の歴史を有しているエヌ・ワイ・ケイ(本社東京)
が製造する鋼板製一体型ライニングタンクがそれだ。
鋼板製で全溶接一体構造のため、地震に極めて強い特長がある。阪神・淡路大震災や先の新潟県中越地震でも絶対的強度が証明されている。同タンクの技術的な最大の特徴は超耐久性のあるエボキシ樹脂焼付ライニングにある。ライニングタンクとしてすでに四十年以上の寿命は証明されており、促進試験では百年以上の耐久性が読みとれる。
ライニング表面は平滑なため水アカ等が付着しにくく、構造上内部補強材がないためパッキンや組立ボルト等のパネル継目溝部がなく、清掃や保守点検が極めて容易という特徴も併せ持っている。
東京・練馬区の「中村橋パークホームズ」(築二十二年、三十三世帯)の管理組合も昨年五月に同社の鋼板製一体型ライニングタンクで交換工事を終えた。
「これで、建物より受水槽が早く壊れることはない。どんなことがあっても常に水が確保されるという安心感がある」と福田隆明理事長は語る。
以前はFRP製頒ンクが設置されていたが、劣化で天盤のフタに亀裂が入り雨水等の浸入が心配の種となっていた。インターネットで同社を知った理事長は「三社から見積もりをとったが、他社と比較すると高かった。組合としては安いに越したことはないが安全面を考慮すると値段だけでは決められない。タンクの特長はもとより企業ポリシー等も勘案して、しかもその後、当組合の希望する価格に近い数字を出してもらったので、同社のタンクに決定した」と決定理由を詳明する。
建物の寿命よりタンクの寿命の方が長い---管理組合にとって最大の魅力だ。 |